キサラギ


アイドル・如月ミキ。彼女の自殺の真相は!?
男・5人、愛とドキドキの密室サスペンス!!




後出しジャンケン・サスペンス


ある売れないアイドルの1周忌。そこへ集まった5人のヲタク達
不可解過ぎる謎の死をとげたアイドルを取り巻く、5人の不可解な関係性
腐ったアップルパイをきっかけに、彼らは彼女の自殺の真相へつきとめる


集まった5人による壮絶な後出しジャンケン
既存のサスペンスが難し過ぎる人にはぴったりの超鈍行どんでん返し


「あ、そういえば」が合い言葉
大事な話をすべき所でせずに、後回しにする事で生まれる話のこじれを楽しみつつ、
次から次へと出てくる新事実に登場人物同様に右往左往するドタバタコメディー
せっかちな人には苦痛ともいえる回りくどさに思わず歯ぎしりする事だろう


世間的な評価にとは裏腹に、個人的には全然のれなかった
だって、後出しの話だけで展開する物語なんて、なんでもありじゃないか!
それなりに楽しめる話ではあるし、正直言って悪い訳でもない。
ただ、これが名作となってしまう日本映画の底の浅さを実感する


尋常ではない言い回しによるロマンティックなラストシーンは驚愕
いきなりそういったシーンになり、なんだかやり切れないムズ痒さを感じたのは自分だけか?


そして、本編ではひた隠し続けた如月ミキを突如として、
全てを曝け出すというエンディングは驚愕を越えて唖然である
アイドルは「虚像みたいなもの」ではなかったのか!
あの場面はやはり失敗であると言わざるを得ない


アイドルの死の納得さといい、なんとなくアイドルやヲタクなどを理解しているようで、
本質的には見下しているようにすら感じるような描写が多くて、あまりいい気はしなかったかな?