Inside Job:インサイド・ジョブ 世界不況の知られざる真実






そのとき、なにが起きていたのか?


僕らが目の当たりにした「その時歴史が動いた
あの金融危機は偶然ではなく必然の結果であった
映画のような本当の話がウォール街では起きていた


Inside Job=内部犯行
今も尚、日本経済に暗い影を落とした金融危機
それを紐解いていくと、恐るべき事実が明るみに出る


世界を不況に貶めた国家絡みのネズミ講
引き起こした張本人はさっさと勝ち逃げを決めている
そのツケを何故か僕らが払っているという真実は
この世界が狂っている事を物語っている


この映画で分かった事はこの世界は不都合である事と、
皮肉にも世界は一つに繋がっているという事だった
ただしそれは、人と人が手を取り合っているのではなく、
金という鎖で繋がっているだけなのだ―


こんな世の中に誰がした!?
怒りに燃える監督の痛烈過ぎるインタビューの数々にヒヤリとさせられながらも痛快さを覚える
攻撃されると分かっていながらインタビューに答えている人々も凄いと思うけど、
彼らが口ごもってしまうくらいに厳しい質問を投げかけていく監督も凄かった


とりあえず、見終わってかなり疲れる作品
膨大な情報量とそれすらも凌駕する怒りと無力感
そんな複雑な心境であっても「相手は手強い。だが闘う価値はあるのだ」という言葉の意味を噛み締める