Fast & Furious 6:ワイルド・スピード Euro Mission


アメリカンDQNなキャプテン翼


このシリーズも6作目まで来れば、元々のストリートレースは全然関係なくなって、
キャラ立ちしたDQNたちのぶっとび映像で展開していくトンデモ映画へハンドルを切っていく!
リアリティーなんてものは完全に無視したド派手で大迫力のカーアクションは、
「ありえねー!」っていう突っ込みすらも魅力の一部とさせる、まるでキャプテン翼


回を増すごとにスケールがドンドンでかくなり、その無茶苦茶っぷりもさらに加速
もはやここまできてしまうと、ぶっ飛び映像のインフラが起こってんじゃないかってくらいのカーアクションは、
ハイウェイで戦車走らせたり、飛行機を墜落させたり、前作同様にあのDQN集団がやりたい放題!


特にレティを助けるシーンに関してはありえなさ過ぎて思わず笑ってしまった
ってか、それなんて人間ロケット(笑)、発想がアホ過ぎて最高だった!
ちなみに高速で走っている車に飛び移ってしまうロック様ですが、それはデフォですので…


ただし、そんなアドレナリン全開にさせてくれるものすごい映像とは対照的に、
物語があまりに薄いのが残念!前作と比べると、話に粗が目立ちすぎてしまっている印象
ぶっ飛び映像だけでグイグイ引っ張っていく力技では130分は少し長すぎる!


それでも車だけでなく銃撃戦や肉弾戦も迫力満点で、思いっきりアドレナリン分泌すること間違いなし!
個人的にすごい良かったのは、格闘シーンの充実っぷり!キャストからも本気度が伝わって来て良い!
女性同士の格闘シーンはジーナ・カラーノがガチの総合の選手だけあって迫力満点だったし、
2人を相手に武芸の達人っぷりを魅せたジョー・タスリムはあの「Raid」の主人公!
そこに我らがロック様とヴィン・ディーゼルがツープラトンまでぶっかましてくれるんだから、文句なんかあるはずなし!


物語は最後に「ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT」へ繋がっていく
一作品だけ時間軸が謎過ぎて存在意義が見出せなかったけれども、これでやっとシリーズが追いついた!
そして、「ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT」の背後に潜んでいたサプライズに驚かされつつ、
本当に駄作でクソみたいな作品から、よくもまあここまでの大作シリーズにまで辿り着いたなあと思うと感慨深い
次回作はジャスティン・リンから監督は交代するようなので、有終の美を飾ったって事かな?


個人的には前作ほどの面白さはなかったとはいえ、十分楽しめる内容は合格点!
特にi-maxの大画面で見るド迫力映像は老若男女みんなスカッと楽しめるはず!
ここまでの無茶をしてしまったら、正直次回作は大丈夫なのか?と不安になりつつも、
監督はあの「狼の死刑宣告」のジェームズ・ワンって事で全然違う内容になりそう!