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The Wolverine:ウルヴァリン SAMURAI

Movie ★★


H A H A H A!
NIPPONってのは "YAKUZA" と "NINJA" がいっぱいいるんだろ!?


仁侠映画や時代劇を観た外国人が日本に頂く歪んだイメージを
ハリウッドのアメコミアクションムービーに仕上げたら、
もはや突っ込みどころ以外は何もない、そんなトンデモ映画の出来上がり!
日本という国への歪んだ愛情の突っ走りっぷりは、もはやカルト映画と言っても過言ではない!


けれども、このあからさまなボンクラ感満載の日本描写はどうしても憎めない
お寺でヤクザと大乱闘!新幹線の屋根の上でバトル!忍者の里に一人で討ち入り!などなど
これは中学生の妄想か!ってくらいのズレっぷりに思わず笑ってしまう


全体的な演出や美術もそのズレた日本観そのまんま!
まるでスケールのでかい「キル・ビル」みたい
特にラブホテルの時代錯誤感がおもしろい


さらにジェームズ・マンゴールド小津安二郎リスペクト描写が随所に差し込まれ、
アメコミの空気感とは全く違う異様な空気感がスクリーンを支配する
いやはや、こんな時代によくもまぁここまでズレた映画をつくったもんだ!


ただ残念だったのは、大ボスのシルバー・サムライがダサいとこ!
動きに機敏さがなくてもっさり過ぎてめっちゃ弱そう!
さらに死に様もインパクトに欠けてしまって、正直「なんだかなぁ?」って感じ


まあ、それよりも何よりも作品の物語が正直かなり微妙!
メインテーマである「死」に関しては、うやむやのまま終わっちゃうので、
思いっきり肩透かし喰らったみたいな印象!


あと、途中に差し込まれるウルヴァリンとマリコの恋愛描写とかもタルい…
こちとら早くアクションが見たいのに、ちょくちょく差し込まれるので「もうどうでもいいわ!」


個人的にはある人物の最後のカメオ出演も「だから何?」って感じ
まあ、そういったあまり細かいことを気にしないのであれば、
全体的に間違った日本感満載な映像は一度観ておいてもいいかも!笑