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American Hustle:アメリカン・ハッスル

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嘘つきたちの愛憎劇

 

FBIの一大スキャンダル、「アブスキャム事件」

実在したFBIの汚職スキャンダルを基にデヴィット・O・ラッセルが、
どこかゴージャスでユーモラスなコメディタッチで描いていく!
デヴィット・O・ラッセルの過去作で活躍した俳優達を並べた演技のアンサンブルが見事!

思わずサントラが欲しくなるくらいに、差し込まれるBGMが素晴らしい
70年代の素晴らしい楽曲の歌詞と実際のシーンの意味を絡めながら、
ストーリーを語って行く感じがどこかミュージカルっぽい

特にオープニングから三人が並んで歩くシーンのBGMがやけにMellowなんだけど、
曲自体は "Steely Dan/Dirty Work" と言うタイトルの如く汚れ仕事の唄だったり、
ジェニファー・ローレンス演じるロザリンの心境を投影した "Paul Mccartney / Live and Let Die" 使いなんかもニクい!

BGM以外にこの作品の魅力としては俳優陣の演技とデヴィット・O・ラッセルの冴え渡る演出!
やっぱこの監督って俳優を上手にとるよなー、どの演技がとても魅力的!
特に頭を剃り20kg以上も太るという相変わらずの脅威の役作りっぷりを魅せたクリスチャン・ベイルは必見!

ただ、何と言ってもやっぱり、23歳であのBBAっぷりをかもし出したジェニファー・ローレンスの怪演は見事としか言いようがない!
あのふてぶてしさとキレた時のヒステリック具合、そして絶妙にエロい肉感は見事!
その割りにトイレでの対決シーンの後の強がってる感じとか本当うまい!

他にもブラッドリー・クーパーはパンチパ―マで悪徳FBIを演じ、
エイミー・アダムスのセクシーなヒロインを演じるなど、いつもとは一味違う役を好演!
そんな中、マフィアのイメージまんまなロバート・デ・ニーロには笑った

そんな俳優陣の好演の中で、テンポ良く進行していくストーリー
コメディーで笑わせつつ、詐欺師達の葛藤や些細な心の動きが巧妙に描かれ、
そして、最後の最後に観客全員をハッと驚かせる展開が見事!

ゴールデングローブ賞においてドラマ部門、ミュージカル・コメディー部門の作品賞を獲得したのも納得の良作!