The Wolf of Wall Street:ウルフ・オブ・ウォールストリート

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Sex!Drug!Money Roll!

 

いやーこれこれ!これが俺たちの観たかったマーティン・スコッセッシ!
これぞ、ウォールストリート版グッドフェローズ

ウォール街で狼と呼ばれた男、ジョーダン・ベルフォードの栄枯盛衰の半生
SexとDrugとMoneyにまみれた一人の男の人生をF**Kとブラックジョークで描く
それは「Pick Up The Phone And Start Dialing」でひたすら金を回していく毎日

もうね、はっきり言ってこの映画に出てくる奴らはみんな最低!
一言で表現するならば、タマフルでも言ってたけど、まさにゲスの極み!
ひたすらF**Kが連呼されながら、色んなヤクでぶっ飛んではSexばっかり!

よくもまあ、ここまで描き切ったな!と言えるくらい
過激でブラックなウォールストリートの狂気の世界
なんているか金融業界ってのはこんな狂った世界なの?
育ちのいい人はみんな目を背けてしまうくらいの最低!いや最高!の映画

2時間59分という長丁場でありながら、長さを感じないテンポのよさ
オープニングから「グッドフェローズ」な語り口で観客を一気に引っ張って
息つく間もなく進行して行くスピード感が最高!

それに加えて、ディカプリオのこれでもかというくらいの汚れっぷり!
特に古いレモンをキメた時の描写がどうしようもなさ過ぎて最高
これを観たらもう「レオ様」なんて呼べないくらいの醜態を惜しげもなく披露する
なのに、そんな男の壇上での演説シーンは鳥肌もののかっこよさ!

脇を固める俳優陣の熱演っぷりが良くてマシュー・マコノヒーの鼻歌は最高!
「ン〜ン、ン〜ン、フォー!」、エンドロールでも思いっきり笑わせてもらった
巨万の富を稼いだ男のする事っていうのが、SexとDrugと成金思考っていう空虚さ
そんな薄っぺらい幸せにまみれた男の姿は人生を謳歌しているように見えて実は悲しい

それでも、最期の最期までどん底に落ちる事なく、
しっかりとそしてちゃっかりと生き伸びている姿はたくましい
しかも、ラストシーンでまさかの本人が登場しちゃうっていう抜け目なさ!

日本で言うと、なんかホリエモンの自伝みたいな映画なんだけど、
その語り口が見事でまさにスコセッシ節炸裂って感じ!
グッドフェローズ」の暴力を抜いてエロを倍増したような、
思わず「これだよ!俺たちが観たかったスコセッシってのは!」
と言いたくなる、そんなハチャメチャ下品で最低で最高な一本