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Born Of War:MIA


復讐が、少女をスティーブン・セガールにさせた。


テロリストに両親を殺された少女が復讐のために孤独な暗殺者としてテロリストに立ち向かう!
普通の少女だったはずのその少女がひとたび戦闘体制に入ればその強さはスティーブン・セガール
復讐が少女を大人にさせたというよりは復讐が少女をセガールに変えた!
ってくらいに最強すぎる少女がここに誕生した!


物語の序盤、自宅でテロリストに襲われるシーンからその片鱗を見せ付けていて、
彼女の家族の抵抗っぷりがあまりにすごくてしぶと過ぎて自宅襲撃シーンが異様に長い
大の大人3人で襲い掛かろうとも捕まえることの出来ない彼女の強さは、
パンチをすれば大人を悶絶させ、最終的に悪党の一人の顔をガスコンロで炙るという鬼畜っぷり!
もう既にこの時点で只者じゃない感が満載!!


そこから両親を殺された傷を克服しつつ、プロの傭兵によってセガールへと変貌を遂げていく少女
テロリストの復讐のためにアフガニスタンへ潜入した先には思いもよらぬ展開が待ち受けていた!
テンポ良く進んでいく物語はとても見やすくてテーマも単純な復讐モノというふうにはならず、
話が二転三転していく展開はなかなかスリリングで面白い


復讐によるテロリストとの戦いってだけでなくて、諜報員の陰謀や利権問題など、
ほんの少しではあるが現在の世界情勢をふまえたスパイスの効いたプロットは好感が持てる
…なんだけど、全体的に大雑把というか無駄が多くて説明不足なところが多過ぎ、
もう少しリアルにこだわって丁寧に作ったらもっといいものに仕上がっていたようにも思えた


まあ、リアルどうこうとか言いつつも、
一にも十にもこの主人公が強すぎてどうでも良くなっちゃう訳で
体内に埋まった発信機を外すためにそこらに落ちている石で自らの腕を切って取り出すとか、
お前、どんなランボーだよ!(笑)


そんな主役のソフィア・ブラック=デリアは、アクションを体張って頑張ってはいたものの
アクションに説得力を持たせるほどのキレがある訳でもないかったかな
所々に光るものはあるものの全体的に大雑把でキメの荒さがとても惜しい作品