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The Raid 2 - Berandal:ザ・レイド GOKUDO

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今やカンフーからシラットへ!
受け継がれるアジアのアクション映画の未来!



インドネシアというアクションの辺境の地で、
低予算ながら工夫と心意気だけで【ソリッド・シチューエーション・アクション】という、
新たなアクションの形を生み出したあの「ザ・レイド」が、予算もスケールもでかくなって帰ってきた!


限定的な空間の中で、あれやこれやと手を替え、品を替え、
多彩なアクションを魅せてくれたあの「レイド」っぽさは控えめになっている反面、
思っていた以上にオーソドックスなアクション映画になっているのに驚き!!


とはいえ、やっぱり「これがアジアのアクション映画だ!」と言わんばかりに、
VFXに頼らない生身の人間たちによる無茶しまくりなアクションが炸裂しまくり!
前作に予算がついた分、その無茶のスケールは桁違い!
なんかこの無茶苦茶な感じは間違いなくあの頃のジャッキー映画にも通じている。


そして今やカンフーからシラットへ
よりリアリティーに長けた生々しすぎるほどの痛々しさ
それはカンフーと違い、より実践向きなブラッシュアップさせたシラットという格闘技のえげつなさがそうさせている!


どの技もどの技も、どれもこれもエグいくらいに決りまくるので、
ジャッキー映画らしい能天気さはこれっぽっちもないいまま、
常に緊張感だけが画面全体に漂っているのだ。


さらにストーリーもいきなり前作の主要キャラクターの死で始まるというシリアスな展開。
マフィア同士の抗争に絡みつく警察官僚の汚職、そして主人公がその深い社会の闇に立ち向かう感じ、
どこか「エリート・スクワット」と通づる空気感が個人的には大好物!!


…とは言うものの、やっぱり上映時間146分はやっぱり長すぎる。
アクションシーン以外がどうしてもダレてしまって、非常にもったいない。


前作同様に、あの「レイド感」を味わいたかった観客にとっては、
とんだ肩すかしを食らった感じではあるものの、個人的にはこっちはこっちで十分満足出来る完成度。


今やアジアの勢力図はカンフーからシラットに替わったと言っても過言ではない!
その無茶でド迫力なアクションの数々とシラットの生々しさをぜひ味わってほしい